豆晶之守
http://www.toyokuni.net/rapita/rapita031.htm
刃物鍛冶が作り上げた古くて新しいデザインのナイフ
土佐刃物の老舗、トヨクニが、一風変わった折り畳み式の
ミニナイフを完成させた。
デザインは、作業刀の代名詞である肥後の守がベース。
ブレードと呼ばれる刀身形状は、ドロップポイントといって
多目的に使える。
素材のダマスカス6Aは、刃物用ステンレスを芯材に
両脇へステンレスの板材と接合素材を交互に重ねて一体化。
側面に独特のダマスカスという模様が浮かび
研ぎあげると鋭い切れ味が生まれる。
ハンドル材はカリンコブ(カリンの幹にできたコブ)と
白蝶貝(真珠貝の一種の貝殻)を使い、どちらも個性的。
手のひらに収まるほど小さいが、作りは本格的だ。