土佐刃物の妙味、醍醐味を堪能

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豊国作 土佐闘剣「松王丸 まつおうまる」
http://www.toyokuni.net/syuryou2015/syu008.htm

●土佐刃物の妙味、醍醐味を堪能

南北朝動乱期、土佐は北朝方が優勢だったが、後醍醐天皇の皇子・花園宮満良親王を迎え、大高坂城の城主だった大高坂松王丸(おおだかさか・まつおうまる)は南朝のため奔走する。
が1340年、大高坂城は陥落し松王丸は戦死--その舞台が今の高知城であり、松王丸は大高坂神社に祀られ、現在の松熊神社に遷座。
地元の篤い信仰を集め、毎年大高坂松王丸祭が行われている。この松王丸鎮魂の一本が、土佐の匠・豊国作《土佐闘剣『松王丸』九寸》
●和の伝統美湛える、端正な金白漆仕上げ

鍛え尽くした強靭なダマスカス鋼

《土佐闘剣『松王丸』》は、刃となる鋼に出雲の真砂(まさ)と呼ばれる砂鉄を原料とした高純度炭素鋼、土佐オリジナル白鋼を本割込み。
ダマスカス鉄と鋼を15回打ち合わせ、白鋼を片面7層(両面15層)で挟み込み鍛えたダマスカスの刀身は、その切れ味、耐久性で土佐刃物最高峰といえよう。
携行性を考慮しやや細身に設計、鎬(しのぎ)筋なく、短刀や小脇差を彷彿とさせる平造りは日本人の琴線に触れる形状だ。
刀身に浮かぶ深く美しい刃紋は、鍛え尽くした証、豊国入魂の業物である。

鎌倉期に始まる土佐打刃物は平成10年に伝統工芸品に指定されるなど、今や日本三代刃物としてその名を馳せる。その特長は日本刀の作刀技術から生まれた、自由鍛造法にある。
この自由鍛造法の奥義を今に継承する、三代目・豊国。
特筆すべきは、ダマスカスの刀身に相応しい鞘・柄拵え。
日本の代表的な漆工芸として育まれてきた蒔絵技法を応用、上品な銀色カシュー漆をベースに金色、黒色のカシュー漆をアクセントとした金白漆塗りで、松王丸鎮魂の願い込め豊国自ら手間暇かけて誂えた。
また、柄尻と鞘のコブにも漆を使用するなど、見る者を魅了する典雅な逸品だ。
●全長約440mm/刃長約280mm/刃厚約6mm/刃幅約29mm/約480g/刀身=ダマスカス積層鋼、土佐オリジナル白鋼本割込み/柄=樫金白漆塗り/鞘=朴(ほお)金白漆塗り、牛革製ベルト通し付/口金=ステンレス/日本製/限定20本
※製作工程に日数がかかるため、お届までに一ヶ月前後かかる場合がありますのでご了承ください。
上品な銀色のカシュー漆をベースに金色、黒色のカシュー漆をアクセントとした金白漆塗り拵え。手間暇かけた拵えだ。

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