土佐の若き匠、豊国が誂えし四万十に伝わる渓流刀

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深山幽谷の秘境に眠る伝説の万能小刀「雅(みやび)」
http://www.toyokuni.net/kei2015/001.htm

土佐の若き匠、豊国が誂えし四万十に伝わる渓流刀。

一度使うと手放せない使い勝手

日本最後の清流、土佐・四万十川。
中でも一番清流度が高いといわれるのが、黒尊(くろそん)川。
ブナの原生林に囲まれた秘境、黒尊渓谷に端を発する清流は、山椒魚を始め石斑魚、サツキマスなど多彩な幸に恵まれている。
この地に魚を愛し、川の水の云って気を自分の血の一滴のように愛しむ人たちがいる。
友掛けや延縄漁など古くからの伝統漁法を今に伝える、プロの渓流師『川漁師(かわし)』だ。
彼らが襞見放さず常に携行していた伝統の万能刀が、三代目鍛冶・豊国の手により今、鮮やかに甦った。

先端に向けて緩やかに峰を落としたクリップポイントのような形状は、渓流魚を処理するのにまた、捕らえた柄もののスキナーとしても威力を発揮する、豊国ならではの創意工夫。
魚皮を切り裂く鋭い切れ味と、筋を切っても折れたり欠けない頑健さは、古式に則り自由鍛造で鍛えた折り紙付き。
共柄のハンドルは、折れたり抜けたりせず、ロープを巻くことでグリップが決まり、水や脂に濡れても滑りにくく、手の延長として自由に操れる。
ベルトに通して携行できる牛革シースも、一本一本豊国自らによる丁寧な手縫いによる。

焼き入れ、焼き戻し、ひずみとり、水研石による刃付け、研磨…と手間を惜しまず生み出される磨き仕上げの刀身の切れ味は、絶品。

カテゴリー: 和式刃物(渓流 キャンプ 木工 竹細工) パーマリンク