『袮保希(ねぼけ)』とは、梵語で「長寿」、「幸せ」という意味。今の国難ともいうべき現況の中、土佐の若き匠、四代目・豊国が東日本の復興を祈念し鍛えた鎮魂の《腰刀『祢保希』六寸》。
刃となる鋼に高純度炭素鋼、日立安来鋼青紙二号を古式伝統に則り本割込み。ダマスカス鉄と鋼を15回打ち合わせ、青紙二号を片面7層で挟み込み鍛えたダマスカスの刀身は、その切れ味、耐久性で土佐刃物最高峰といえよう。
扱いやすい六寸というバランスのよさと操作性は、まさに豊国の真骨頂。
-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー