野遊びの達人でもある土佐の鍛冶が鍛えた小包丁
美味探求型の自然好きにとって、 食材の現地調達は大きな楽しみだ。
たとえば、釣った魚をその場で捌いて食べる。
それは風景を見たり風のにおい」を感じたりしながら、 旬を下だけでなく、体全体で楽しむことである。
しかし、野外で魚を和風に仕上げようと思うと、 そのためにデザインされた刃物は、以外に少ない。
フィールドナイフは取り回しは楽だが、繊細な料理は難しい一方、 出刃包丁や柳包丁は、野外に持ち出すにはおおぶりすぎる。
アウトドア小出刃は、硬いけれど研ぎやすい白鋼を使いリュックサックに入れたり腰にぶら下げて持って行くのに便利である。