★鍛え抜かれた刃紋の美しさに目を奪われる逸品★
不動明王の持物であり、怒れる御仏の化身とされる『倶利伽羅龍剣』。
古来この利剣は、厄払いや病魔退散の法力を秘める守護刀として尊ばれ、武士や豪商が床の間や枕元に飾った歴史を有します。
刀身に用いられているのは、四代目豊国が開発した土佐オリジナル白鋼。
この鋼を本格鍛造で鍛え抜くことによって、折れず、曲がらず、究極の切れ味を持つ一振りが生まれます。
氷のような刃紋は手作業にこだわり続け、この道を極めた偉才だから実現した日本美。
区(まち)に不動明王を表すカーンの梵字を謹刻しました。このデザインによって偉大なる御仏のご加護をより強く感じ取っていただけるでしょう。
刀剣に花を添えるのは、江戸塗師 三輪忠夫氏による拵えの見事な絵付けです。黒呂塗の地に剣に巻き付く龍を表現することによって、作品が持つ風格をいっそう高みに導きました。
まるで名刹の天井画のように格式ある画風は、三輪氏でなければ実現しなかったでしょう。
守護刀としてお飾り頂くことはもちろん、本作はアウトドアなどで実用いただけます。
四代目豊国 剣鉈護身刀『不動明王倶利伽羅龍剣』
https://toyokuni.net/syuryou2022/syu009.htm