端正な趣き魅せる、紅葉焼印拵え

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豊国作 紅葉天狗 8寸5分265
http://www.toyokuni.net/syuryou2014/syu001.htm

鍛え抜かれた強靭無比な刀身。豊国が鍛える《紅葉天狗(もみじてんぐ)八寸五分)は、出雲の真砂(まさ)と呼ばれる砂鉄を原料とした高純度炭素鋼、土佐オリジナル白鋼を本割込み。地金の極軟鋼をタガネで割り、銅を挟み込み鍛え上げる自由鍛造法により、折れず曲がらず、長切れという特性を実現している。焼き入れ、焼き戻し、水研石による刀付け、研磨…と手間暇惜しまず生み出される磨き仕上げの刀身の槌目(つちめ)は、豊国が槌を思う存分振るった証し。切れ味も鮮やかな一生ものだ。端正な趣穹鯑せるご紅葉焼印拵え。大同2年(807年)、嵯峨天皇の勅願により弘法大師・空海が開基した、三十八番礼所・金岡福寺。この寺に伝わる七不思議の一つに、天狗伝説がある。金剛福寺に現れ修業の僧を悩ませていた天狗を、大師・空海が仏の貴さを教え諭し、足摺岬へ追い払ったという、深く弘法大師を敬い、山門を彩る色鮮やかな紅葉に深い印象を覚えた豊国が、その時の感銘を刻んだ一本。紅葉の焼き印を豊国自ら丹念に施し、刃物という無機質な中に温かみを添えた典雅な趣だ。紅葉の焼き印を施した鞘に収まる、典雅な拵え。安全対策のヒルト、携行に便利な革べルト付きと使い勝手も申し分なし。

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