●神獣・青龍に願いを込めて
龍は四聖獣が世界の四方を守るという古代中国の四方四神の思想によると、東方の守護神とされ、財運や良き人脈を呼び込む神聖なものとして知られています。二頭の龍に願いを込め、一本一本丹念に鏨(たがね)彫りしました。
●気品と風格漂う鍛造刃物
土佐四百年伝承技術【土佐自由鍛造】にて鍛造されたブレードは「切れ味」「研ぎやすさ」「耐久性」のよさが評判の刃物です。土佐オリジナル白鋼を本割込み火造り。地金の極軟鉄をタガネで割り、鋼を挟み込み鍛え上げる日本刀の作刀技術から生まれた秘伝です。
●贅を尽くした
端正な拵え
鞘には日本刀の技術を採用しました。丈夫さに定評のある朴鞘にまずはオイルステンを塗装。そして京都西陣織物純綿(じゅんめん)を織り込み、日本刀柄巻技法にて丹念に諸捻巻(もろひねりまき)を施しました。
●典雅な趣の黒金漆仕上げ
二頭の龍には、特別仕様の金彩が施されています。柄は重厚な黒金塗り仕上がり。漆は十五回塗りし、時間を掛けて一本一本手作業にて仕上げました。
二頭龍彫刻 黒金漆拵え
https://toyokuni.net/syuryou2017/syu012.htm